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冴姫のバレンタイン01

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「廿楽せんぱ~い!」
冴姫には悩みが在った。
「私のチョコ受け取って下さいっ!」
毎年この時期になると自分にチョコを渡そうと女生徒が押し掛けてくるのだ。
「愛をた~っぷり込めて作りました!食べて下さい!」
毎年この調子である。
「冴姫先輩っ、今日もお美しいですっ」
「抱いて下さい先輩っ」
「私を食べて~!!」
危ない発言があるような気がするが聞かなかった事にしよう。
まぁそんなこんなで。
下校しようとしている現在も校門付近で女生徒に絡まれっぱなしだ。
(どうしよう…彼、待ってるだろうな…)
冴姫には今、付き合ってる相手が居た。
彼と知り合ったのは二年前の12月。
ひょんな事からクリスマスに出会い、仲良くなって現在に至る。
今日はその彼と会う約束をしていた。
だが…。
「せんぱ~いっ」
「お姉さま~」
目の前の子たちを無碍にする訳にもいかない。
「みんなちょっと落ち着いて…」
少し後退りした時だった。
(えっ――?)
不注意から体制を崩し、倒れそうになったその時。
トサッ。
背中に柔らかい衝撃。すぐに人の腕だと分かった。
ゆっくり相手の顔を見上げると――。
「大丈夫?」
優しい微笑みで笑いかけてくる男の人。
「あ…」
冴姫の会いたかった人がそこに居た。
「あ…あの…。…ありがとう、ごさいます…」
「どういたしまして」
変わらず優しい笑みを浮かべたまま彼は言った。
「ちょっと!あなたお姉さまの何なの!」
女生徒の一人が食ってかかる。
それを冴姫が慌てて取り繕おうとする。「あ…、この人は私の…」
「恋人です」
冴姫が誤魔化そうとするのを遮って彼が言った。
今この状況でそんな火に油を注ぐような事を…。
そんな事を思いつつも“恋人”と言われた事に嬉しさを隠せない。
たちまち周囲にどよめきが起こる。
…このままここに居るのはマズイかも。そう思った矢先に。
ひょい、と冴姫は抱き上げられた。
「―――――っっ!!?」
あまりに唐突な出来事と恥ずかしさに絶句する。
「さ、行こうか。お姫様♪」
「ちょっ…!そんないきなり…っ」
そんな冴姫を無視して抱きかかえたまま行ってしまうのであった。

「降ろしてくださいっ」
冴姫が必死に訴える。
「どうして?」
「だ、だって…っ、は、恥ずかしいですっ…」
本当に恥ずかしい。冴姫はそう思っていた。
お姫様抱っこで歩いてるカップルが居たらそりゃみんな振り返るだろう。

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