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冴姫のバレンタイン02

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現に冴姫はここまで視線に晒されてきた。
「残念」
本当に残念なのかそうじゃないのかわからない口調で彼が言う。
そしてそっと冴姫を降ろした。
「あっ…。…あの…本当に恥ずかしくて…。でもっ、イヤだったワケじゃないですからっ!」
彼は微笑んで「わかってる」と言った。
そう。これが冴姫が交際している相手。
すごく優しくて、傍に居て欲しい時に隣に居てくれる。
たまにさっきみたいな突拍子も無い行動や無茶をする人。
でも、大好きな人――。
彼と居ない時間が長ければ長いほど、彼を思えば思うほど、彼と一緒に居たいという想いは強くなる。
最近では学校が終わってから、毎日のように会っている。
この人に逢うのが楽しくて仕方なかった。
「それはそうと!」
冴姫は語気を強めて言った。
「学校には来ちゃダメって言ってあるじゃないですか!」
そう。さっきのアレみたいに冴姫は学園内での人気が凄かった。
そんな場所に恋人なんて人が来たら…。
「あれ?イヤだった?」
「イヤじゃないですけど…。…明日が大変そうだなって」
ちょっと膨れて言ってみる。
「あははっ、確かに」
「笑い事じゃないですよっ。もし私があの子たちに襲われちゃったらどうするんですか?」
…そんなこと無いと言い切れない辺りが怖いが(汗
「冴姫なら大丈夫でしょ?」
「…どういう意味ですか」
ジト目でちょっと睨む。
「さぁ?」
この人はいつもこうだ。大事な所でとぼけてみせる。
「どうせ私は女の子らしくないですよ」
ちょっと拗ねてみせる。
「そんな事ないよ。冴姫は凄く女の子らしいよ」
彼がそう言ってくれる。
「それにね」
彼がまた口を開く。
「冴姫は僕が守るから」
冴姫の心を突き刺す強烈な一言。
「冴姫を愛していいのは僕だけだから」
その子供っぽい独占欲が嬉しかった。
大事にしてくれてる。そう思うと嬉しくなる。
「…本当に…?」
「ん?何が?」
「…わかってるくせに」
「僕、鈍感だから、ちゃんと言ってくれないとわからないなぁ」
「いじわる…」
彼がいたずらっぽく笑ってみせる。
「…本当に、私を守ってくれますか?本当に…私だけを愛してくれますか…?」
そう問い掛けると、彼は強い意志の籠もった瞳で、「約束するよ」と言ってくれた。
何の確証も無い言葉。
でも、その言葉は冴姫の心に染み込んできて、何故だかわからないけれど、すごく信じられた。
私は鞄の中から今日の為に用意したチョコを取り出した。


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